大型シーリングファンおすすめ
大型シーリングファンを検討するに当たりまして比較検討の上で大切なポイントをご紹介いたします。
①モーター:モーターには大きく2種類があります。旧式のギヤードモーターと新型のPMモーター(同期モーター)になります。ギヤードモーターはオイルを定期的に交換しますのでメンテナンスが必要となります。羽根の上にモーターBOXがある場合はギヤードモーターと考えてよいでしょう
一方PMモーターはモーターの中の永久磁石の反発により回転させます。
当社を含む殆どのメーカーがノーメンテナンスを謳っておりますがメンテナンスをするまでの期間が長いというだけで必ずしもノーメンテなのかというわけでもありません。
10年以上の耐久性がありますのでほぼノーメンテナンスと言うことになります。
又、モーター内に埃などが侵入しない密閉構造になっておりますのでモーターを分解・メンテナンスは現実的ではございません。
従いましてモーターの耐久性を考えるうえで、IP規格が大切になります。
→IEC(国際電気標準会議)が定めた規格で、電気製品の防塵・防水性能を表しています。 IPは、Ingress Protection(イングレスプロテクション)の略です。 表記は「IP65」のようにIP+数字2桁で表し、このIPと数字の組み合わせで防塵、防水の保護度合いを表しています。IP55等級以上であれば問題ありません。(NATURE-FANSⅡはIP55等級になります)
55等級は防塵(若干の粉塵の侵入があっても所定の動作および安全性を阻害しない)防水:あらゆる方向からの水の直接噴流に対して保護されているとなります。先ずはIP規格を確認ください。
さてモーターは回転いたしますのでスムーズに回転を受けるためには回転を受けるベアリングの強度が必要となります。こちらが摩耗しますとモーターに負荷がかかっていきます。NATURE-FANSⅡのベアリングは日本製NSK高温ベアリングを採用しております。
②インバータ:同期モーターを効率よく回転させるためには、同期モーター専用に開発したインバータが必要となります。通常のインバータでも稼働はしますが、誤作動が起こる場合もございますので専用に開発をしているかご確認ください。
NATURE-FANSⅡのインバータはグローバル企業であるデンマークのDanfoss社と中国上海の企業が、FANメーカーが開発した同期モーター専用のインバータを開発使用しております。
万が一故障した場合も国内及びメーカー在庫がございます。メーカーからは空輸で調達しますので
1週間ほどでの取り寄せが可能です。
異なる製造業者の組み合わせ(一般社団法人日本電気協会HP抜粋によります)
異なる製造業者のPM モータとインバータとを組み合わせた場合には,インバータやモータが故障した
り,機械によっては逆回転するなど予期しない動きをする場合があります。よって,異なる製造業者を
組み合わせる際には,各製造業者にお問い合わせ頂くと共に,十分検討してご使用ください。
③消費電力の検討に当たりまして
各社が消費電力に付いてHP上に謳っております。HP上に謳ってる消費電力は確定電力です。
他社は1500W当社は800W1カ月使用で電気代がこんなに違いますと比較しているHPも見受けられます。
しかしながらシーリングファンはインバータを解して回転数がかえられます。
回転数により消費電力が変わります。当社の最大翼径7.3mは、1400Wですがそれは1400Wを超えるとブレーカーが上がるという最大電力です。実測は最大回転数50rpm(1分間の回転数)で1100W 45rpmですと850Wに下がります。
最大回転数で使用するお客様は1社もおりません。通常は半分から3分の2の回転数でのご使用ですので1日8時間の使用でも100円にもなりません。従いまして消費電力での判断は意味がございません。
④納期に付きまして
NATURE-FANSⅡ最大翼7.3mは国内在庫をしておりますので至急の対応も可能です。
他種も概ね1カ月弱でのお取り寄せが可能です。
以上、大型シーリングファンのおすすめを判断する際のご参考としてご参考願います。
タマツ製作所オリジナル大型シーリングファンNATURE-FANSⅡは、1年以上にわたり日本向けに改良を重ね導入しております。
全ては、エビデンスを持ち単なるHP上の宣伝合戦として自社アピールをしておりません。
どの様なご質問等もお答えいたしますので何なりと、ご質問願います。
大型シーリングファンNATURE-FANSⅡを自信を持ってお勧めいたします。